Live Report 『一足早い北欧のクリスマス』Kanran/ Kraja

2012/11/30
12年間継続して北欧ライブを開催している北欧トラッドの聖地、松阪サライに於いて、スウェーデンの女性コーラスグループ『Kraja クラヤ』の初来日公演が開催された。
ご来場のお客様全員にサハラブルーからクッキーのプレゼントをご用意しました。


おかげさまで満席になった『一足早い北欧のクリスマス』
19時より北欧音楽ワークショップ生徒ロリグがオープニングアクトを務める。
バイオリン、二胡、ピアニカ、ブズーキの編成でショッティス、ハヴァナギラ、ラフブランチの香草を演奏。個人的にとっても懐かしい。

続いて本コンサートをオーガナイズしたカンランの登場。

2012年3月にリリースした『大地のうた』より「少年」でスタートし、おなじみ「アレモドゥ」わらべうた「ひらいたひらいた」新曲の「蒼いさかな」と続き、三重県が舞台になった劇場用長編映画「Route42」のコンピレーションCDにも収録されたカンランオリジナル曲「モグモング」を熱演!(写真)

カンラン最後の曲はパーカッションにペッテルを招いて、ノルウェーの大好きな歌手UNNIのカバー、「SÅ SEGLA VI UT! 」を共演し1部を終了。
ペッテルは8年前にヤーラルホーンで来日し松阪でラフブランチと一緒にコンサートを行っており、また、現在はノルウェーのUNNIのバンドメンバーでもあるので、l今回の思いがけない共演は感慨深いものがあった。いつかUNNIともどこかで共演できたら嬉しいなぁ。

休憩を挟んでいよいよクラヤの登場!


もの凄く静寂な世界。北欧の天使が舞い降りて来たような透明感のあるコーラスが会場に響き渡る。
 声だけて表現するストイックなサウンドにオーディエンスが引き込まれていくのを感じた。月並みな表現だが、まさに北欧の森の中で彷徨っている感覚に陥る。


途中からペッテルが参加し色を添える。美しいコーラスの邪魔をしない見事な音作りは絶妙で、彼にしか出せない世界だった。

後半に続く。。

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